中小企業は、様々な脅威にさらされています。
自社を取り巻くいろいろな力を分析して、今後の戦略に役立てる手法の一つに、ファイブフォース分析があります。
現状、自社にとってどのような脅威があり、それに対抗するためには、
自社のどのような強みを活かしてアクションするのが良いのか、ということを事業者は常に考えています。
特に中小企業では、顧客の交渉力にいかに対応していくのかということが問題になります。
というのも、中小企業の場合、強い営業部隊を抱えていることは少なく、社長の人脈の中で仕事を取ってくるというようなケースが多いからです。
社長の人脈はもちろん大きな強みではありますが、特定の顧客に売上の多くを依存してしまうと、顧客の買い手の交渉力が強くなる(自社の売り手の交渉力が弱くなる)という事になりかねません。
中小企業に共通している問題は、
新規顧客を開拓する営業が弱いため、顧客の新陳代謝が無く、特定顧客の下請け会社化してしまうという点です。
特にBtoBの場合に陥りやすいケースです。
新規顧客開拓が強ければ、既存顧客に過度に依存する必要は無く(もちろん既存顧客を大切にするのは大前提ですが)、安定的な経営を行うことが出来ます。
新規顧客開拓には、新たな視点で自社の強みを見つけたり、潜在顧客のニーズを発見する必要があります。
その点で、コンサルティングという第三者の目線を入れる手法をとることは、今迄に一度も取り入れたことが無いのであれば、検討してみても良いでしょう。
一度、新規顧客開拓のためにどのような戦略・アクションプランが作れるのか、第三者を交えて検討してみてはいかがでしょうか。
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